9月18日(金曜日)雨
新幹線の中から見る限り雨は落ちていないと安心していたのに
東京駅を出たら傘が必要だったのでびっくりでした。
どしゃ降りだったら躊躇したでしょうが、小降りの雨では
「雨に濡れた都会の町は埃を洗い落としてきれいだなぁ~!」と
歩きながら感じる余裕もあるというものです。
何時の頃までだったでしょうか・・・・・?
東京駅を降りたって人波に揉まれながら町に吐き出されて行く時、
「あ・ぁー、私もまだ元気! 都会の流れに付いて行ける!」と
感じたあの充足感はーーー!
今はもう「皆さんお先にどうぞーーー!」とばかりに
人の波に乗れなくて、のろのろとマイペースで歩き、
時々立ち止まっては撮影とばかりに一休みしています。
日本橋口を出て私が好きな場所があります。
「常盤橋」界隈です。
(でもここが再開発で日本一高いビル建設の予定地です!)
家光の要請で名付けられたという「常盤橋」
ここは小さな公園になっていて、銅像があります。
銅像に向かってお辞儀をしている人もいたりして
小さな公衆トイレ、古い橋のたたずまい・・・・・、
ここにはちょっぴり昔の面影が残っているように思えます。
午後には雨は上がって、
荷物の多い時、傘をささずに済むというのはありがたいことです。
15:52発の新幹線で帰途につきました。
16:59 軽井沢駅の周辺は夕闇が迫ってりるのか
すっぽりと白い霧(靄?)に包まれていました。
明日からの連休に向け多くの人たちが下車して行きました。
皆が白い靄に吸い込まれて異次元の世界に行くように見えました。
15分後の上田では青空も見えて雲がドラマチックな絵を描いていました。
やはりあの軽井沢の靄は異次元の世界の入り口だったのだと
思いたい私です。 (旅行の予定の無い私の妄想です!)
その10分後の長野ではまた景色は一転、
静かに夕闇が迫り、一日の終わりを告げようとしていました。
17:51着、上越妙高駅では静かな雨が降っていました。